キャッシュフロー優先投資術

若い時のキャッシュフローを悪くするインデックス投資に違和感を持った人へ

自己紹介~投資思想~

 

閲覧いただきありがとうございます。

本記事では私が実践をしている投資について紹介いたします。

 

自己紹介

 

まず、はじめに自己紹介をさせていただくと、私は記事を書いている2022年9月現在は20代の後半の一般的サラリーマンです。

これまでの投資経験としては、積み立てNISAでインデックス投資を中心に投資を実施しつつ、ポイントで高配当ETFの購入をしておりました。

私の性格としてはあまり投資家向きではないと考えており、ファーストクラスに乗って海外旅行に行きたい、ホノルルマラソンを完走したい、豊洲のタワマンに住みたいなど、個別に挙げればきりがありませんが、様々な経験にをして豊な生活をしたいという欲があります。

20代でこうした投資をしている方であれば誰しも一度は考えることと思いますが、20代といった体力的にも様々な挑戦ができ、お金や時間を自由に使えるタイミングで、お金をどのように上手く使っていくのかということをふと悩むことが多くありました。

 

インデックス投資のメリット・デメリット

私がこれまで実施してきたインデックス投資ですが、ここでは詳細な説明は省きますが、主に指数に連動する投資信託を毎月定期的に購入し、資産額を増やすことも目的とした投資です。インデックス投資のメリットとしては下記が挙げられると思います。

・長期的にはプラスになる確度が高く、安定した成長が見込めること

・税金の繰り延べ、国の税制優遇(NISA、iDeco等)によって資産を効率的に増やせること

反対にデメリットは下記のとおりです。

キャッシュフローが永遠にプラスにならない。

 

インデックス投資は、再現性が最も高いという点で投資の王道と言えると思いますが、デメリットに記載の通り、キャッシュフローが永遠にプラスになりません。

これによって、毎月の支払額によって若いうちは節約をせざるを得ず、投資のメリットを享受できるのは概ね老後のタイミングとなってしまいます。

 

DIE WITH ZEROに感じた共感と違和感

 上記のような状況の中で、DIE WITH ZEROという本が話題となり、私も読んでみたので見ました。本書は、以下に記載する、前書き部分がまさに核の部分をあらわしていると思います。

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まずは、有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。

夏の間、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。
一方の気楽なバッタは、自由に遊んで過ごした。

やがて冬が到来した。アリは生き残ることができたが、
バッタには悲惨な現実が待っていた――。

この寓話の教訓は、
人生には働くべきときと遊んでもいいときがある、というものだ。
もっともな話だ。

でも、ここで疑問は生じないだろうか? 
つまり、アリは“いつ”遊ぶことができるのだろう? ということである。
それが、この本で提起したい問題だ。

ー--

上記のとおり、この本は人生を豊かにするための思考法についての考え方が示されているものですが、そこ中には、老後のために貯蓄されている資金は、死を迎えるまでほとんど手を付けられていないことについて具体的なデータとともに説明がされておりました。

私自身、若いうちから投資を開始し、福利効果によって資金を最大化するということを目的としてインデックス投資を実行しておりましたが、投資で増やした資金の利用目的については、半ば思考停止をしていたように思います。

本書を読み、そこを改めて考え直した時に、繰り返しになりますが、人生を豊かにする上で、20代かつ独身の今は、体力もあり、お金や時間を自由に使えるという点でとても貴重な時間ということに気づき、DIE WITH ZEROという考え方に一部共感をいたしました。

他方で、内容に違和感を覚えた部分もあり、本書の中では各年代でしかできないこともあるという主張がある一方、(資産運用の方法について具体的な手法はないものの)40代に資産の切り崩しを行うという記載になっていました。そのため、それまでの期間は資産の増やすタイミングとなっており、若干の主張の相違を感じるとともに、私自身の不安感を解決するものではないように思いました。

 

 

投資で20代からキャッシュフローをプラスにする

こうした不安感の中で、結論から言うと、私は投資によって20代のうちからキャッシュフローを増やしつつ、元本も増やせる投資を実践しようと考え、FX自動売買を活用した投資を開始いたしました。

これまでも羽陽曲折がありましたが、2022年9月1日から、具体的に下記の方法をとります。 (詳細な投資手法は記事②で説明します。)

  • FX自動売買に計200万円入金(以降の入金はなし)
  • 毎月の入金はなし
  • 毎月の利益の1/3は出金、残り2/3は積み立て
  • 年利15%を目指して、15年後に毎月10万円のキャッシュフローを目指す

詳細な説明はここでは省きますが、上記の投資手法をとる場合、まず毎月の積立が発生しないということがポイントです。インデックス投資や高配当株投資では、毎月の積立がほぼマストとなるので、若いうちのキャッシュフローは悪化するばかりです。しかし、本投資では、毎月の積立が発生せず、投資で得られた利益の一部を引きだすことで、元本を増やしつつもキャッシュフローもプラスになることが期待できます。

 

他の投資法との比較

個人的な思考が入りますが、他の投資手法と比較したFX自動売買のメリットデメリットは下記の表のとおりになると考えております。

 

FX自動売買のデメリットは、一般的なイメージのとおり、インデックス投資や高配当投資よりリスクが高いことにあるといえます。

しかし、この点は、ある程度知識によってコントロールができる範囲だと考えております。そのように、事前にある程度学習が必要になるということもインデックス投資と比較するとデメリットとなるかもしれません。

 

3つの投資手法の具体的な比較例

次に、インデックス投資、高配当投資、FX自動売買について、下記のパターンを想定して具体的に比較をしていこうと思います。

 

 

上記の仮定をもとに、毎年の資産額とキャッシュフローを計算した結果は、それぞれ以下とおりとなります。

 

15年後の資産額を比較してみると、インデックス投資は概ね1500万円になっているのに対し、FX自動売買では約半分の800万円に留まっております。

他方で、15年後の毎月のキャッシュフローについていえば、インデックス投資は(当たり前ですが、)相変わらず年間-36万円が計上されており、高配当投資も相変わらずマイナスですが、FX自動売買は15年後で年間42万円の収入が入ってくるという状態になっております。

15年後のFX自動売買によって得られるリターンを資産の増加振り分けず、すべてキャッシュフローとした場合、年間のキャッシュフローは約120万円となり、月にならすと10万円のキャッシュフローが得られることになります。

 

続いて、15年間のキャッシュフローを積み上げたものが下記のとおりです。

こちらを見ると差も歴然でインデックス投資とFX自動売買を比べると、15年間で約900万円弱の差がつくことになります。

 

 

もちろん、FX自動売買の期待リターンが高く設定されているのもこの数字の見え方に越境をもたらしており、リスクに関する考えが数値に表現できておりません。FX自動売買のリスクが高いという意味では、FX自動売買の数値の期待値が一番低いかもしれません。

また、税金が考慮されているものでないことも正確とは言えないという突っ込みどころかもしれません。

しかし、ここで私が主張したいのは、キャッシュフローという面で考えると、FX自動売買が最適な投資ということです。

お金を経験に投資して人生を豊かにしていきたいという私にとって、20代のうちからキャッシュフローを増やすことができるFX自動売買が最適解と考えました。

 

もちろん、リスクが高く、途中でロスカットしてリセットになるリスクもあります。そこは日々の為替の値動きを見ながらマネジメントをしていく予定ですが、本投資は200万円からスタートしていることもあり、大きなロスカットを喰らったとしても、再起はしやすいものであると考えております。

 

投資目的にあった投資をしましょう

私の投資法は人によって向き不向きがあると思いますが、本当に少し前までの私のように、投資目的という点に対しては思考停止している方は一定数いると思っております。

そうした方は、上記で紹介したDIE WITH ZEROは一読の価値があると思いますし、本書の考えや私の価値観とマッチする場合、本ブログで紹介するブログは一読の価値があると思いますので、ぜひご参照ください。